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校長先生との会話

昨日は学校の校長先生との面談に行きました。
この前の次男の事でです。

私たち夫婦が学校に付いたらすぐに、携帯電話で次男の担任に電話をして、息子を校長室に送ってくれました。

私、夫、次男、そして校長先生との面談です。

校長先生 == どんな事で、ここに呼ばれたか知っているのかい?

次男 == はい、テストの時に誠実でなかったから。

校長 == それだけではないよね。担任の先生から聞かれた時も、正直に言わなかったよね。

次男 == はい、、、。(頭をたれる)

それから校長先生と息子との話になりました。
校長先生は、とても穏やかな声で、どんな質問も優しく次男に語りかけてくださいました。

次男は校長先生と話をしているうちに、目がまっ赤になりました。彼が頑張って涙をこぼさない様に努力をしている事が良く分かりました。
 。。。。。。。。。。

校長 == これはとても恥ずかしい事だよね。
でも、私たちの神イエス様は、どんな悪い事も良い事に代えてくださると約束をしてくださっている。
二度とこの恥ずかしい時を忘れずに、こんな不誠実な事は決してしたらいけないよ。

次男 == はい、、、、。

そして、私たち夫婦に向き直って、

校長 == どうでしょう。彼に4−5枚のレポートを出してもらいたいのですが。
リンカーン大統領がまだ大統領になる前、彼は色々な仕事をしました。その彼の人生で彼のあだ名は「正直者」でした。

どんなに自分が不利になると分かっていても、彼は正直に生きたのです。
その彼の伝記を読み、レポートを出してもらいたいと思うのですが。

それと、聖書の中の「誠実」に関連した個所を暗唱するというのは、、、、。
如何でしょうか?


夫 == 良い考えだと思います。

校長 == 次男くん、きみはもう教室に帰っていいよ。

必死で涙をこらえながら次男は校長室を出て行った。


校長 == この事態をどう受け止めていらっしゃいますか?

私 == この子は2年生の時から、嘘をついたり誠実さがなかったりしだしました。今も躾の途中です。
去年も、今年も彼の不誠実さで、彼の誕生パーティーを取りやめました。
去年の秋はディズニーにも連れて行かず、義両親の所に1週間預けました。

お仕置きはいつもしています。行動がともなわない躾けは躾けないのと同じだと信じているからです。
自分のした事には必ず結果がともなうという事を、体で知って欲しいからです。

聖書の個所も何カ所暗唱させたか分かりません。。。本当に、疲れ果ててしまいます。。。。


校長 == きちんとしていらっしゃるのですね。。。子供の個性ですね。

私 == 光が時々見えないのです。「こんな事で良いのだろうか。」なんて思ったりして。

校長 == 光はきっと見えます。諦めないで努力を続けてください。今回の事がきっと良いきっかけになると信じます。



学校が終わり、子供達と家に帰る途中で、、、

次男 == 僕はあの校長先生が大好きだ! きちんと躾けてくれる。

母 == ちょっとぉ、私たちもきちんと躾けているんだけどぉ〜。。。今日は恥ずかしかったの?

次男 == あの校長先生は良い先生だ!

母 == 何を話しても優しく話しかけてくださったよね。

次男 == 本当に良い先生だ!

母 == そうだね。。。




校長先生とは、次男の事ばかりではなく四男の事も話をしました。
四男は学年の子達より学力がちょっと遅れているとの事。
それは私も知っている事でした。

それで、校長先生が「このまま1年生に上げるのではなく、幼稚園をもう一度してみたらいかがでしょうか?」と勧めてくださいました。

私たちもそれは迷った所です。「もう一年、幼稚園をさせようかなぁ」って。
でも、1学年下には四男の妹がいます。
四男も妹と一緒の学年ではいやではないだろうかと思うのです。

娘も学年の子達より少し遅れています。(娘は早生まれです)
来年、プリスクール(日本で言う年中さん)があれば、それぞれの子達を同じ学年に留年させるのですが、来年はプリスクールは無くなるとの事。
生徒の数が多くなり、それに引き換え教室の数が少なく、プリスクールをつぶすしか方法が無くなったのです。


四男の遅れは全て私の責任です。
それは、私がブログばかりして息子との時間を取らなかったのです。

深〜く反省!!

校長先生に、
「息子はこのまま進級させます。この夏休み(アメリカは3ヶ月程夏休みがあります。)に息子と一緒に勉強をして、皆と同じレベルまで持っていきます。
ただし、小学校1年でやっぱり他の子達より遅れている時には、1年生をもう一度させます。多分、娘も幼稚園に留年でしょうから。」
と話しました。(娘は勉強に全く興味なし!)

校長先生は、「うぅ〜ん、」とうなって、
「それではこうしましょう。この夏休みお母さんが一緒に勉強をして、夏休み明けにテストをしましょう。その結果で、進級させるか留年させるか決めましょう。」

すぐ下に娘がいないのなら、留年させても良いのですが、娘と同学年というのを考えると、息子がちょっと可哀想になったのです。

四男は、長男が小学校に上がる時よりだいぶ本も読めるし算数もできます。
「長男ができるようになったのだから、四男もきっとできる様になる。」と信じています。

夫と本屋に行って、「1年生の本の読み方」と言うのを見ましたが、四男にさせればできそうな物ばかりです。
でも、子供達の学校自体がちょっと難しい事をしているので、校長先生も心配してくださっているのでしょう。

子供達の行っている学校、又その学校のリーダーを責任を持って勤めていてくださる校長先生に感謝です。



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by chiekol | 2006-05-05 04:11 | 学校


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