一番始めに子供ができた時に親友にきいた事があります。
「子育てで一番大切な事はなに?」でした。 彼女は「そりゃいろいろあるけれど、一番大切な事は親のいう事を、一回できく事だね。」と教えてくれました。 親のいう事を一回できく子 それはどんな事をしたらそういう子供に育てる事ができるのだろうか?と思案している時に、「エゾー式子育て」というのに出会いました。 これはエゾーご夫妻が自分たちの子育てを通して、教えていらっしゃる子育て法です。 まず、一番大切な事は「子供はこの世界の事を全く知らないから、親がきちんと教えてあげないといけない。」という事です。 生まれたての赤ちゃんは、昼と夜とが分かりません。 この世界の事を全く知らない赤ちゃんに、授乳時間をコントロールさせると、いつまでたっても夜一晩寝るという事はありません。 昼間はおきているんだよ、夜はねるんだよ、と生まれたての赤ちゃんに授乳時間を通して教えてあげます。 うちの子供達は生後最高4ヶ月で一晩寝るようになりました。(夜の9時から朝の6時くらいまで) 長男など生後7週目で一晩寝ました。感謝です。 だんだん大きくなるにつれて、子供自身の意思というのが出て来ます。 その事はわがままモンスターの所で少し説明をしています。 エゾーご夫妻の教えでは「親のいう事を、一回できく子」は、、、。 子供に何か話しかけ、子供が親のいう事をきかなかったら 一回目は注意 二回目はお仕置きをする事 なのだそうです。 よく、3回までは我慢、と言う親がいますが、そうなると2回まで親の言う事をきかなくても良い事になります。 それに、3回まで我慢と言う親は、3回になっても何もせず、結局5−6回目に行動する事が多いような気がします。(中には子供を脅すだけの親も) そうなると、子供は親が行動を起こさない限り、いくら声かけをしても「何いっているの?」なんて、全く動かなくなってしまいます。 そして、親の怒りは頂点を超えてしまうのです。 この「1回目は注意、2回目はお仕置き」は親も冷静で、静かに話しかけられます。 そして、この2回目はお仕置きは親の忍耐です。 子供がそのルールを学ぶまで、何回もしなければならないのですものねぇ。 お仕置きもいろいろあります。 大切なおもちゃを取り上げる、椅子に5分(時には10分)座らせる。他の子が外で遊んでいるのに、外で遊べない。(私はこれらのお仕置きは好きではありません、お仕置きをしているときでも子供は自分を主張し議論(口喧嘩)を仕掛ける事が多いからです。) うちではゴム製のスパチラーで、手や足を1−3回パチンとします。 (すぐに終わって、すぐに子供を抱きしめられるからです) 勿論、それには声かけが重要です。 一回目で注意をして、子供がしなかったら 「あ〜、しなかったねえぇ。家のルールを知っているよね。なんでしなかったのかなぁ。お母さんはパチンなんてしたくないのになぁ。」 と、とても残念そうに言います。 それは、「お母さんはお仕置きはしたくないけれど、家のルールだし、家のルールを守らなかったら必ず悪い結果がともなう。」という事を子供自身が知らないといけないと思うからです。(良い事をしたらいい結果、悪い事をしたら悪い結果) もちろん、その子供を辱めない為に、他の子の前では絶対にしません。他の部屋かバスルームに行きます。 うちの子達はバスルームに行くまで「お母さん、何回? ねえ何回なの?」とききます。 私は「あ〜、残念だったねぇ。お母さんの言う事がきけなかったねぇ。」と言い続けます。 そして、お仕置きをした後が一番大切だと私は信じます。 子供を膝に抱いて(抱きしめて)、「なんでパチンってされたのかなぁ。」と子供が理解するようにしっかりと話し合います。私はこの時間を20−30分くらい使う時があります。(子供が5人もいるので、20−30分使う事は容易な事ではありません) そして子供に、「お母さん、〜〜しなくてごめんね。」ときちんと謝らせます。 親は「もちろん許すよ。今度からきちんと守ろうね。」などと話します。 なんで手じゃなくてスパチラーなのか、、。 私たちは手は愛する道具と信じているからです。スパチラーでパチンとした後はスパチラーをほおり投げて子供を抱き上げられます。子供を抱き上げる時には手を使います。 うちの子達はこの方法で育てています。 5人もいるのですが、もっと子供がいても良いなんて思えます。 反抗して口論を仕掛ける時にも 母 == あれっ、お母さんに議論を仕掛けている?反抗しているの?(と言うと。) 子供達 == いいえ、話しているだけだよ。(などと言います。) 母 == でも、それ以上言うと、お母さんに反抗して議論を仕掛けている事になるよね。 と言うと、普通みんな黙ります。次男は例外!! ** 「駄目」と言う言葉はあまり使わない方が良いのではないかと思います。 駄目と言った時の意味は、本当にしたらいけないので、 本当にしたらいけない時だけに使った方が良いのではないでしょうか。 「さっきは駄目って言ったけれど、ちょっとだだをこねたら『しかたないわね〜』って許してくれた。」となると、子供を惑わしてしまうので、それは良くないのではと考えるからです。 ゆみりん、うちはこんなにしています。 もし、ゆみりんがこの方法をやってみようと思うのでしたら、一日目は全て注意の日にして下さい。 いきなり今までのルールと違うのは子供に取って公平じゃないですものね。 「この態度、明日はパチンだよね。」とかです。 ゆみりんの新たな質問 子供が大きくなるにつれて、私はバランスについて考えることが多くなりました。たとえば、”歯をみがきなさい”って毎日言うべきなのか、それとももうすこし信頼して本人に任すのかそれとも、一回目で聞かなければお仕置きが必要なのか?母としてはそんな小さなことでお仕置きしたくない、というのが本心ですよね。そこらへんのバランスはどういう風に線をひいてらっしゃいますか? お答え お仕置きは、自分の子供として同じ家にいるのであればいくつになっても必要と私は考えます。 だから高校生まではバシバシいくつもりです。 でも、小学生の後半か中学生になる頃には「親は何を求めている」と言うのが分かってくるので、お仕置きの回数もぐっと少なくなるでしょう。(少なくならないと、お仕置きをしながら教えているかいがありませんものね。) 歯磨きなどは「生活習慣」なので、今の所、お仕置きはしなくても良いと考えます。「〜を忘れてなぁい?」ときけば良いのではないでしょうか。 でも、次男の年になると、そういう訳にいきません。「生活習慣」をしっかりと理解していて当然の年ですものね。 その線の引き方は、生活習慣か親に反抗しているのか考えたら分かるのではないでしょうか。 スプーンは木製のスプーンですか? 私は、しなるゴム製が良いのではないかなと思っているのですけれど。 お祈り、、、、私たちも、もちろん祈ります。 特にお仕置きの後です。 子供にもきちんと、主イエス様に罪の悔い改めの祈りをさせます。 下の子達はだいたい、お仕置きが終わるやいなや私に抱きつき「おかあさん、一緒に祈って!」ってせがまれます。 そして私が祈った後に彼らが私の言ったように祈るのです。 祈った後は「イエス様はなんておっしゃった?」と聞くと「『みんな赦しました。』って言われた。」と答えるのも、もう習慣です。 私は自分自身を失う事も良くあります。本当にまだまだなのです。 ゆみりん、一緒に頑張りましょうね。
by chiekol
| 2006-01-01 06:39
| 子育て
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